ストローク入力
実際にストロークをMuseScoreに入力してみよう。
まずはU-Fretで確認。
弾きたい曲を表示する。
ここではいつものチェリーで行ってみよう。
希望の楽器のコード表を表示すると上の方に下図の様なストロークパターンと言うのが表示される。
このリズムで弾けよ、と言うことだ。
ここにも再生ボタンがあるので、ストローク自体イメージするのにはそれで十分かもしれない。
※Chromeでは表示された後消えたけどなぜ?Firefoxでは問題なし。
これはこれでいいのだが、
実際のコード進行に合わせて聞いた方がイメージしやすい気がするので、私はMuseScoreを使っている。
まず前々回の記事で書いた様に楽譜を新規作成しておく。今回はベースで行こう。
前々回の記事は↓
さて、準備ができたらストロークパターンを見てみよう。
音符の上にあるのはダウンストロークかアップストロークかを表している。が、ベースでそんなこと気にしたことないので無視しよう。
次にメインの音符部分
これは前回の記事で書いた下図の様に合体しているやつだ。
ここまでわかればOK。
早速入力していこう。
わかりやすいAメロで入力してみる。
コード進行は1小節ごとにC→G→Am→Emなのでその音で入れていく。
まず上の音符が並んでいるところから
これを選択。
次にキーボードのNのキーを押す。これで楽譜入力モードになる。
今回はTAB譜に入力していこう。
Cは3弦3フレットなのでキーボードの↓ボタンを2回押してTAB譜上で下から2番目の線のところを選択し、キーボードの3キーを押す。
できた。
続いてキーボードの→キーを押してまた3キーを押す。
勝手に合体してくれた。
ちなみに下の五線譜にも同時に入力されている。
もう一回同じことをやった後、次は音符が変わる。
この毛がもう1本多いやつを選択。
同じ様に3のキーを押すと入力できる。
こんな感じで全部入力すると
こうなる。
これでCは完成。
次に2小節目のG。
このまま同じ様に入力していっても構わない。
私の場合は、一旦Nを押して音符入力モードを終了する。
そして一番左の3を選択し、次に一番右の3をshiftキーを押しながら選択。
これで先ほど入力したものが全部選択される。
この状態でコピー。キーボードショートカットでもいいし、右クリックメニューからコピーしてもいい。
そして次の小節にペースト。
これで同じパターンが複製される。
ここでこの2小節目が全部選択された状態で、キーボードの↑や↓キーを押すと、全部の音を変更できる。
Gの場合は4弦の3フレットなのだが、TAB譜側で弦をまたぐにはcommandキーを押しながら↑↓キーを押す。そこで↓キーを押して4弦にした後commandキーを離し↓キーを押し3にする。
このcommandキーは本来その音を他の弦で弾くなら、と言う機能なので、例えば4弦の1フレットの音を上の弦に持っていくことはできない。適当に音を変えて上げるといい。
私としては楽なだけで、他にいい方法があるかもしれない。
そもそも触りながら気づいただけで、マニュアルもちゃんと読んでないのだが。
もちろん五線譜の方を全部選択して↑↓キーを押すことでも変更可能。
さてこうしてGを先ほどコピーしたストロークのまま全部変更した。
同じ様にその後のAmとEmも入力する。
慣れればものの5分でできてしまう。
できたものがこれ。
やっぱりPC様は偉大なり。
その後の同じコードのところはそのままコピペでいい訳で。
全部打ち込んでも労力はたかがしれているので、とりあえず全部打ったのち、その演奏に合わせてウクレレ弾くなんてことも可能なのだ。
逆も然り。
音符の話
音符について私なりの理解を書こうと思う。
音楽をやっていらっしゃる方からしたらとってもレベルの低い話です。
基本ウクレレやベースなどの弦楽器を弾く上ではTAB譜を見てしまえばいい。
ウクレレで例を示すと、上のように弦が並んでいるが、
Cの場合左下図のように押さえる。
弾くときは全部の弦を弾く。
→
これをTABにすると右図のようになる。
1弦だけ3(フレット)を押さえ他は0(解放)
この様に視覚的にわかりやすいのがTAB譜の特徴だ。
それに対して五線譜というのは音楽の授業でやった読んで字のごとく五線並んでいる譜面だ。
どこがドでどこがレなのかわからないよ、って人には非常に頭の痛くなるものだ。
では下のTAB譜と五線譜を見てみよう。
これはベースの楽譜で上と下は同じものである。
が、パッと見た瞬間上の五線譜はどこを弾けばいいのかわからないが、下のTAB譜は一瞬でわかってしまう。
直感的に弾けるという点でTAB譜は非常にわかりやすい。
よーく五線譜を見てみると、いろんな音符がある。白抜きのものや黒丸や横線が生えているもの。
それに対しTAB譜は短い棒や野球やってそうな絵(棒の隣に点)やハードルを逆にしたもの、など。
これは音の長さを示している。
同じドでもドーとドーーーなどあるのだ。
それを示している。
これはどちらにしろ覚えた方が良いだろう。
こんな種類がある。
もちろん他にもあるが、初心者はこんなもんでいいだろう。
これはMuseScoreのナビゲーションからコピーしたものだ。
上図の中で違いは”長さ”。音の鳴る長さを区別しているのだ。
で簡単に言うと。
左から
ジャッ→ジャ→ジャー→ジャーー→ジャーーーー
くらいのイメージだ。つまり棒のついていない白丸が一番長い。(この中では)
左から見て右に行くにつれ毛が抜けてくる。最終的には禿げるのだ。
そしてハゲればハゲるほど話が長くなる。親父と同じなのだ。
イメージとしてはこんなもんだ。
ちなみに若者は群れる。
下の様に並んでいると合体するのだ。
五線譜の一番左上に4/4と言う表記があったりするが、これは1小節(1区切り)にどれだけの音が入るか、と言うのを定義している。これがいわゆる4拍子と言うやつだ。
それがなんなのかはとりあえず置いておこう。
とりあえず4/4と書いてあると、
こいつが4個入る。
こいつは世の基本となるやつだ。大体30歳としよう。
30歳が4人話せる時間に40歳の人(白丸に棒)は2人しか話せないのだ。話が長いからだ。
50歳(白丸)に至っては1人話せば1小節終わってしまうのだ。昔話とか始まってしまうのだ。
逆に20歳(横に1本生えてるやつ)は8人も話せる時間がある。
よくわからないかもしれないが私はこれで理解した。
とりあえずこれを楽譜上に並べてみよう。
50歳→40歳→30歳→20歳→10歳 と並べてみたのが下図だ。
これをPC様に演奏してもらったのがこれ。
親父の話のお経感半端ない。
こんな感じで音の長さを表しているところまでわかればOK。
ちなみに音符の横の「・」は「+5歳」くらいに考えておけばいい。
30歳の横に・があったら35歳。
逆に音を鳴らさない、時も必要なのでそう言う音符(休符)もある。
上の楽譜を全部休符に置き換えたのがこれ。30歳はちょっと尖っちゃっているが、他は順当な変化。
とりあえず私はこれで覚えた、と言うお話。
アラフォーから趣味で始めたのだからこれくらいの理解で十分なのだ。
MuseScoreについて
MuseScoreは無料で使えてとても便利な楽譜作成ツール。
今日はちょっとMuseScoreについて言及しようと思う。
ダウンロードはこちらから。
WindowsだけでなくMacで使えるのが非常にありがたい。
インストールが完了したら起動。
ここで英語表記になっていることがあるので、必要に応じて
(Mac版)環境設定→一般→言語 から日本語を選択して適用した後、
再起動してください。
さて使い方だが、まずは楽譜作成。
ファイル→新規作成を選択。
ここは適当に書いてください。私は基本無記入です。
必要に応じて記入後「次へ」
次にテンプレートを選択。
私はここでいつも「楽器を選択してください」と書いてある真っ白な奴を選択。
すると新しいスコアのウィザード画面が出るので、左側のメニューから「撥弦楽器」を選択。
その中にウクレレやベースがあります。楽器を選択して中央の「追加」ボタンを押します。
ここではエレキベース[TAB譜]を選択しました。
これで「完了」を押すとベースのTAB譜ができます。
が、TAB譜だけだと色々いじりにくい(と私が勝手に感じてるだけかも)なので、五線譜も追加しておきます。
先ほど追加したエレキベース[TAB譜]の譜表1を選択した状態で、画面中央下にあるリンクされた譜表の追加、を選択します。
するとエレキベースの譜表1の下にもう一つ同じものができます。
そこで右側のタブ譜4弦と書いてあるところをクリックして「標準」を選択します。
すると連動された五線譜が追加されます。
連動の意味は、例えばTAB譜に入力すると自動で五線譜の方にも入力される、ということです。
別にTAB譜だけでいい、っていう方はいりませんし、後からでも追加できるので別になくてもいいです。
「次へ」を押すと調合やテンポを設定できます。
テンポは70とか80とか適当に入力しちゃいます。
その次は拍子の設定など。
私は特に必要ないので「完了」を押して完了してしまいます。
これで入力準備ができました。
※↓色々タブが出てますがお気になさらず。
これで楽譜作成準備完了です。
初めて楽譜作成ソフトなんて使ったので間違ってるかもしれませんが、とりあえず目標であるPC様に弾いていただく、という作業は成功しているのでこれで大丈夫かと。
ちなみにPC様に弾いていただく、というのは非常に大切。
私みたいな素人は楽譜を見ても全く何もわかりません。
その楽譜を実際に演奏してみてもらわないとイメージすらわかないわけです。
なので楽譜作成ソフトで楽譜をまんま入力してしまえば実際音で聴けるのでイメージが理解できます。
イメージができない曲なんて弾きようがないと思います。
例えばベースなんて実際音楽を聞いてもちゃんと意識しないとわからないものです、素人には。
曲聞いてすぐイメージできる人はいいですが、ベースをやってみて難しいと思ったところはそこ。
特にiPhoneはベース音小さすぎて聞き取りにくい(言い訳)
ということで一回ベースだけ抜き取って聞ければいいなあと思っていたところ、ネット上にないならPC様に弾いていただこう、と。
それで楽譜作成ソフトを使ってみたわけです。
↓みたいなU-Fretのストロークの画像見ても弾き方わからない、ってレベルの私には非常に助かってます。
最初はU-Fretのストロークを入力してみるといいですよ。私はそうしました。
次はそもそも音符ってなんやねん!ってレベルの人にアラフォー親父でもわかる音符の説明でも書きますかね。