ベースを弾く
とりあえずベースを弾き始めよう。
ベースはまず単音で弾くところから始めるらしい。
むしろこれで十分という意見も多いようだ。
それならそれで私的にも十分なのだ。
単音で弾くということは
・
・
・
コードを覚える必要がない!?
なんということだ、1弦ずつ鳴らすのなら和音という意味でのコードなんていらないじゃないか。
試しに4本並んでいる弦を上から鳴らしてみる。
ぼーん
ぼーん
ぼーん
ぼーん
うむ。
これはどこも押さえてないのでいわゆる開放弦というやつだ。
上からE→A→D→G
と4つ弾いたことになる。
つまり
既に4つ覚えた!
あれ?
こんな簡単でいいの?
とりあえずウクレレによりチェリー親父と化している私はチェリーから入ろうではないか。
チェリーは
C→G→Am→F
というイントロだった。
つまりこの4つの音が出せればチェリーなりかけ親父である。
とりあえず音の位置を見てみよう。
CとかGとかがどこを押せばなるのか確認してみる。
お!一番太い弦はEから始まって1区切り(フレット)ごとに
E→F→F#→G→G#→A
と並んでいる。
ウクレレの時には気にしなかったが、実際順に弾いていくと所謂「どれみふぁそらしど」だ。エレクトーンとかの黒鍵盤も含めてドド♯レレ♯ミ・・・・と弾いてる感じだ。
Eはミらしい。
ということは一番太い弦(以降4弦)は
ミ→ファ→ファ♯→ソ→ソ♯→ラ
となる。
そして5フレット目は次の弦の開放弦と全く同じ音。
この法則で並んでいるらしい。
ということはチェリーのイントロは
C=3弦3フレット→G=1弦5フレット・・・
っていう感じでいいのだろうか?
でもここで困った。Amがない。Aはあるけどmがいない。
mっていうのはマイナーの略で、悲しい感じの音だ。
ということは悲しそうに弾くのか?
弾いてみた。
変わらない。
顔に悲壮感が足りなかったのが原因か?
俺の悲しみは足りていないのか?
違った。
結論、ベースで単音で弾く時にmはない。
つまりAmだろうがAを弾けばいい。
ということは
Fマジ7(女子高生風)はFでいい!
これで
「あいつマジ7なんだけど〜」と言われる被害者はいなくなったのだ。
なんてことだ。
俺はベーシストになった。気がした。