チェリーアレンジ
前々回UPしたちゃんとした演奏は、何度聞いても無理。できる気がしない。
だって私は初心者だから。
でもルーターから卒業する時にはこういったことも必要なのだろう。
未だ卒業する予定は無いのだが。
だがちょろっと色気を出してみたい気持ちもある。
ということでルーターがwifiルーターにアップグレードしてみようじゃないか。
若ければがむしゃらに練習を繰り返せばいいだろう。
しかしアラフォー親父としては最大効率を求める。
まず、考えよう。なぜできる気がしない、と思うのか。
指がたくさん動いてるから。
そう、たくさん音が鳴っているという事は指がたくさん動く。
おじさんの指は急にそんなに動かない。
またそれは同時に押す場所をたくさん覚えるという作業を伴うことになる。
楽譜を暗記しなければならない。
おじさんは○○48すらみんな同じ顔に見える。
これがハードルが高い。
楽譜を覚えるためにどれだけの時間が必要だろうか。
チェリーのために我が人生をそこまで捧げるのか、と。
もう寝言で「わーたし、さくらんぼっ」と言ってしまうくらいの完全チェリー親父になってしまいかねない。
楽して覚えたいのだ。
とりあえずイントロは放っておいて、Aメロの部分だけ何度か聞いてみる。
そうすると何となくパターン的なものが見えてくる。
原曲の演奏を簡単な図にするとこうなる。
本来ルートだとC→G→A→Eである。私はそう弾いている。
ちゃんとした演奏ではこのルートに上図の赤丸の部分を加えたものなのである。
という事はこの赤丸部分を外せばルート演奏で、赤丸部分を加えると原曲の演奏。
つまり赤丸はおしゃれ部分だ。
どれだけおしゃれをするか、結局こういう事なのではないか。
よし、私はすっぴんでいい。
これがルーターだ。
しかしかつてはすっぴんでいいと思っていたものの、いつの間にか都会に染まり、
コンビニに行くのにメイクする
そんな女になっていくのだ、人は。
都会怖い。
しかしそれを経て
「もうコンビニくらいすっぴんでいいわ」
と変わっていくことも世の常。どこか頭の片隅にでも置いておこう。
それはさておき、パターン解析。
パターン図(便宜上そう呼ぶだけ)を見るとCの次にG。そのGの前にちょっとした谷がある。
GとAmの間には山。
AmとEmの間がちょっと違うが、谷。
C→谷G→山Am→谷Em
とし、これがAメロの間続くと考えてみよう。
これを単純化したパターンが
ついでにEmの後のFCFGも追加した。
で覚えやすくするためにこの山とか谷も同じパターンにしてしまおう。
大きくても小さくても山は山なのだ。
CからGに移る時にGの前にちょろっと寄り道をする。
その寄り道を
2個高い音→1個高い音→ルート音
という形にしてみると
4弦の5→4弦の4というおしゃれを入れてからの4弦の3=Gを弾く形。
それをPC様に弾いていただこう。
実験的な試みではあったが、何となくおしゃれ。大丈夫な気がする。
これの何がいいかって、楽譜を覚えなくて良い。これに尽きる。
毎回決まったパターンで”おしゃれ”を付け加えればいい。
低い方から、高い方から、と交互にしたが、
要は次にひくルート音の2つ横のフレットから始めればいいだけ。
ダブルクロマチックアプローチっていう名前が付いているらしい。